『桜の森の満開の下で』
坂口安吾の退廃的な雰囲気、グロテスクで耽美な文章に、即興のパーカッションを乗せた朗読劇を観た。
声だけで情報を掴んで頭で映像を作るという過程が、映像過多な社会に生きている(つもり)なので少し疲れた。
普段どれだけ映像に影響を受けているか実感した。といっても、映画を観てて次のカットはこうくるかな?みたいな予測はつけてるけど。
パーカッションの音楽の作り方にも目を引くものがあった。声で風の音を作ったり、シンバルを手で止めて乾いた音にしたり。
帰りも桜が満開で、少し怖くて走って帰った。